史上最悪!!

タイエネルギー省事務次官が、この石油危機が史上最悪のレベルだと指摘し、製油所の余剰利益を国民支援に回すように求めました。さらに、政府・企業・国民、すべての関係者に対し、この石油危機を協力して共に乗り越えられるように呼びかけました。
タイには石油基金というのが昔からあって、ディーゼル(軽油)は、そこからの補助金で普通のガソリンよりも価格が安く抑えられていました。ただ、今回の石油危機ではもう財政的にもたない、ということで、その補助金が廃止され、ディーゼルの価格があっという間に20バーツ近く値上がりしました。チェンマイでは全てのガソリンスタンドで、売り切れ状態が続き、いままで、ガソリンがなくなる!なんて噂が飛び交いましたが、価格が上がったら、ガソリンが出てきたんです。国民はこれに怒り心頭。値段が上がるまで出し惜しみしていた!と。
実際、在庫にあったガソリンって、原油価格が上る前に仕入れたものだから、そのガソリンの価格を上げるのはおかしいというのが国民の考えです。私もそう思います。いわゆる便乗値上げ。
今の首相とPTというガソリンスタンドのオーナーが友達で、今は儲かってウハウハ状態。この2人が国民からの非難の的になっています。
また、アホな国会議員が、国民はいまや鶏のオスメスと魚を飼ったほうがいい、卵もとれるし!コンドミニアムでも飼うことが出来る。それにより、外食せずにすむ、ガソリンを使わなくて済むって、国会で発言したんです。国民は大笑い!私も初めて聞いた時、これシニカルパロディー、って思っていたら、本気の発言だったんです。びっくり。アホにもほどがある。本人は恥ずかしくないのかなぁ?
世界的な石油危機。多くの国民が苦しんでいる一方で、大儲けしている人が笑ってるんですよね。
タイでもいろいろな国民を助ける政策が実行されてます。
*税制緩和の検討
財務省が石油関連物品税の引き下げを検討中。
*生活支援策
福祉カードの利用枠を月300→400バーツに増額予定
「タイ・ヘルプス・タイ」施策で必需品を市場価格より25%安く販売。
*産業・物流支援
トラック・バス・バイクタクシーへの燃料補助、農業分野への肥料支援、漁業者への割安燃料供給など。
*備蓄拡大と輸送確保
石油備蓄を従来の62日分から100日分へ拡大。ホルムズ海峡経由の輸送ルート安全確保を首相が強調。
*緊急エネルギー対策
エネルギー緊急監視センター設置、天然ガス増産計画、石油基金による価格補助の準備などが即時発動。
私も外出はできるだけしないようにしています。さて、何時になればこの石油危機が収まるんでしょうか・・・。