国境警備隊に公正な裁きを!




チェンマイ県にあるメーテーンの象キャンプの村人100人以上が集会を開き、象使いが国境警備隊第33部隊に検問で暴行され重症を負った件の進展を求める書類を提出しました。被害者の妻は涙ながらに公正な裁きがされないのではと不安を訴えました。一方チェンマイ警察の本部長は、相手が警察であっても偏らず、正しく対処すると強調しました。最新情報では警官2名が既に出頭し、残り3名も出頭予定で、もう少し捜査に時間をかけて、法に基づいて例外無く裁くとしています。
これは、かなりひどい事件です。詳細を書きますと、国境警備隊の麻薬の検問で象使いの男性1人が拘束され、バイクごと車に乗せられ、どこかに連れ去られたと言うんです。その後、たまたま通りかかった人が、道路で、その象使いの男性が意識不明の状態で倒れているのを発見、救急車を呼んで病院に運び込まれたということです。未だにこの男性は昏睡状態でICUに入っていると・・・。
ただ、最新情報では警察が既に関係した国境警備隊を呼び出しており、現在関係者5名全員が出頭しています。その中には警部補クラスの幹部が含まれ、チームのリーダーだったことがわかっています。出頭した警備隊5名は全員暴行を否定、任務中の事故と主張しています。
警備隊の話によると、男性をバイクごと車に乗せて(ピックアップトラックの荷台)走っていたところ、男が落下したと・・・。
これが真実だとしても、問題は落下を知っておきながら、助けず、放置した。これがいまの争点なんですね。
ということで今は「職務を不正に行った(救護義務を怠った)」容疑で捜査されているんですが、さらに警備隊の暴行が事実として認められれば「傷害致死」「殺人未遂」の容疑も科せられるかもしれません、タイの刑法では「放置して死に至らせた場合」は重い罪に問われるため、今後の捜査で容疑が追加される可能性は十分にあります。
本来、こういう検問など捜査中のときは、警官や警備隊のボディーカメラで映像を残すのですが、これは重要な争点になると思います。このニュースではまだ捜査を始めたとしか書かれてないので、どういう捜査になるかはまだ不明です。
ただ、この象使いの奥さんや、村の人は、国境警備隊ということで警察が忖度するのではと不安がっています。
この集会では世界に訴えるため英語だけでなく、日本語でも抗議のプラカードが書かれています。
警察は公正に裁くと言っておりますが、ちゃんとした捜査、公正な裁きを心より求めます!































